ひだか和紙有限会社では、持続可能性が私たちのビジネスに不可欠な要素であると考えています。私たちの事業が環境や社会に与える影響を認識し、その影響を最小限に抑えながら、高品質の紙製品をお届けすることをお約束します。
サステナビリティの目標を達成するため、私たちは二酸化炭素排出量の削減と天然資源の保護に絶えず取り組んでいます。エネルギー効率の高い設備や技術への投資、生産プロセスの最適化、従業員への持続可能な取り組みの推進など、エネルギー消費量を削減するためのさまざまな取り組みを実施しています。
さらに、私たちは原材料の責任ある調達に取り組んでいます。ひだか和紙有限会社はサプライヤーと緊密に協力し、使用する原材料が国際的に認められた環境・社会基準を満たす、責任を持って管理された森林からのものであることを確認しています。
また、廃棄物の削減とリサイクルを最優先し、廃棄物の発生を最小限に抑え、リサイクルを最大化するための包括的な廃棄物管理プログラムを実施しています。
全体として、私たちはサステナビリティ・パフォーマンスを継続的に向上させ、すべての人にとってより持続可能な未来に貢献することに専心しています。
ひだか和紙SDGs
地域社会への貢献
●工場見学を通じた教育の場を提供し、和紙産業についての体験価値の創出
●インターンシップを受け入れ
●地域の小学校・中学校・介護施設への製品の提供、出張授業
●修復士と共同でワークショップの開催
ひだか和紙SDGs
働きやすい職場環境の構築
●社員がキャリア形成可能な仕組みづくり
●社員の活躍と自立の機会・サービスの提供
●仕事と育児・介護が両立できる機会・サービスの提供
●労働災害の撲滅、快適な職場環境の整備
●高齢者が安心して働ける職場づくり
ひだか和紙SDGs
環境に優しい安心・安全な製品づくり
●排水処理、放流水を適正管理し、地域への環境負荷を低減
●適正に管理された安全な原材料のみを使用
●化学物質の関連法規遵守
●古紙の資源循環に向けた取り組み
●廃棄物の分別の徹底
●サプライヤーと緊密な関係を築き、原材料の安定的な確保と製品の安定供給を実現
ひだか和紙SDGs
伝統技術の伝承・人材育成
●技能・技術伝承へのマニュアル作成及びOJT教育
●全国より職人の受け入れ
●アーティストやエンジニアとの協働事業
●海外の関連業界からの人材受け入れ
●技術のオープンソース化
●関連団体や研究機関への資材提供・共同開発
ひだか和紙SDGs
コンプライアンスの徹底
●伝統や慣習・道徳等の規律の遵守
●本業に係る法令の情報収集その適正な対応
●法令改正等の動向チェック
ひだか和紙SDGs
カーボンリデュースの取組み
●製造工程において排出されるCO2排出量を2030年に向けて20%削減目標
●エネルギーの効率を最大限に高めるため、排管の見直しや定期的なメンテナンスによる製造ラインの効率化
●省エネ設備の導入や、照明のLED化による設備全体の省エネ化
私達ひだか和紙は、伝統的な和紙製造業に携わる企業として、長年培ってきた技術と誠実な仕事を大切にし、これからも高品質な製品を提供し続けることをお約束します。
さらに、業界全体の発展と社会の持続可能な成長に寄与するため、以下の方針に基づき、取引先の皆様との共存共栄を実現するパートナーシップ構築とサプライチェーンマネジメントの強化を推進してまいります。
1.適切な価格転嫁の推進
原材料費や労働コストの適正な反映を通じて、公正で透明性の高い取引を実現します。これにより、取引先とともに持続的な利益を確保し、和紙産業全体の健全な発展に貢献します。
2.働きやすい環境の実現
技術者や職人がその技術と努力に見合った待遇を得られるよう、持続的で公正な環境づくりを目指します。これにより、職人やの技術継承と生活の安定を支える取り組みを進めてまいります。
3.サプライチェーンマネジメントの構築
持続可能で効率的なサプライチェーンを構築し、原材料の調達から製品の納品までの全プロセスを最適化します。これにより、品質向上、コスト削減、環境負荷の低減を実現し、取引先との信頼関係を強化します。
4.共存共栄の精神
取引先との強固な信頼関係を築き、共に成長できる持続可能なビジネスモデルを構築します。相互の繁栄が業界全体の発展につながると信じ、互いの成功を支え合うパートナーシップを育みます。
5.透明性とコミュニケーションの重視
オープンな対話と透明性のあるコミュニケーションを徹底し、すべての取引が公正で双方に利益となるよう努めます。これにより、取引先との信頼関係をさらに強化します。
私たちは、伝統を守りつつ新しい挑戦を受け入れ、未来に向けて持続可能な和紙産業を築いていきます。今後も皆様との強固なパートナーシップとサプライチェーンマネジメントを大切にし、共に繁栄する未来を目指してまいります。
